アメリカン結婚式
いよいよ結婚式。
絶好の天気に恵まれ、ワイナリーでのお式。
式を執行するのは…
私のアメリカンママ、秀子さん(仮名)。
新郎のおばあちゃんでもあります。
といっても秀子さんは牧師じゃありません。
実は私とシュガピーの結婚式をあげる際、執行人を雇ってやってもらおうと
思ったのですが、知らない人に今後の長い結婚ライフの許可もらうのも
なんだったので、彼女にお願いすることに…。
「$20払えばオンラインで結婚式執行人のライセンス取れるからお願い!!」
そんな流れで秀子さんは正式に($20で)結婚式執行人となりました。
私たちの時は初めてで、どこかのサイトからのコピペ風セリフだったけど、
それから他のカップルも数組結婚させたらしく、すっかりいい感じの、
本格的な流れで進める秀子牧師。
新郎新婦の横に並んでいるのは
Bridesmaids、Groomsmen…
こちらは日本のようなお仲人制度はなく日本語でいうと結婚介錯人?
まぁ、付き添いですな。
仲のいい友達とか、兄弟、姉妹にお願いします。
みんなのうれし涙と共に、無事に夫婦となった2人。末永くお幸せに〜!!!
そして引き続き披露宴…。
新郎新婦と介錯人一同は外で写真撮影。
その間、ゲストはおつまみ&お酒でさっそく
スタート。
おーーーーーー!待ってました!
飲み放題っ!!!
この前日に血圧がぶっ飛んで救急に行ったおすぎですが、
それはなかったことにして飲みまくる〜!
一緒のテーブルになった他のゲストと世間話でもしながら
主役たちを待ちます。
ちなみに私たちのテーブルは、秀子さんのご近所さんたち。
30分ぐらいすると夫婦登場〜!!!
初々しいねぇ〜。
2人が席につくと、特に乾杯の音頭もなく、
みんなフツーに食事を始めます。
この合図なしの食事開始、いまだに慣れません…。
やっぱり「手を合わせていただきます」は偉大だ。
食事が終わると介錯人代表が1分ほどのスピーチ。
「今日は2人のために来てくれてありがとうございます!
J君、Sちゃん、おめでとう!」
そしてやっとみんなで「かんぱーーーーいっ!」
会社の上司や地元の代議士などの長堅いお話も、
新婦友人達によるてんとう虫のサンバもありません。
って当たり前か。
そしてケーキカット。
カットの後はお互いに一口食べさせます。
私の時はシュガピーがふざけて、ケーキを私の鼻につける…。
ここまではよくある話ですが
私の場合、生クリームが鼻の中に入って詰まる、というオチ…。
ケーキカットの後は「夫婦になって初のダンス」
これをみんなで見守る、ちょっとこっぱずかタイム
その後は
「新婦と彼女のお父さんダンス」
「新郎と彼のお母さんダンス」
「新婦と彼女のお母さんダンス」
とダンスシリーズが続きます。
最後の方になるとみんなあんまり見てないし…。
そして新婦によるブーケトス。
残念ながらハプニングはなし…。
加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(TBS)
でよく見たやつを期待してたんのにぃ…。
続きましては新郎によるガータートスでございます。
新婦のドレスに頭を突っ込んで彼女のガーターを取って、
独身男性たちに投げる、というブーケトスの男版。
子供が見てる前でっ!!!!
おばちゃんおすぎはちょっと恥ずかしかったです。
そしてダンスパーティーの始まり〜!!!
DJ、頼むよっ!!
んんん???
秀子牧師の次女、シェパード(仮名)…。
ノリノリじゃないかーーーーーーー!
こんな感じでみんな1時間以上踊りまくる…。
そしてDJの「次がラストソングです!」の一言が
宴、終了の合図…。
新郎新婦が金屏風の前に立って参列者に挨拶する、とか当然ないし…。
ていうか!!!
気づいたらもう半分以上が途中で帰ってるし!!!!!!
あぁ、アメリカよ。
なんて自由な国なんだ…。